2015-04-03 どうでもいい話の詩 詩 美しい 涙が出るような深夜アニメを見た夜でも 朝は必ずやってきて 仕事に行って 僕が昨日の夜に体験したことなんか関係なく どうでもいい話を 気楽にするんだ 僕も 夜を引きずりながら そんなどうでもいい話の輪の中で笑う 笑えるなんて 幸せなことだね どうでもいい話は 感情の赤信号だ みんながみんな その信号を無視したら 感情の交差点は交通事故でいっぱいになる それを この世界では〈戦争〉と呼んでいる「どうでもいい話の詩」凸森一平