昨日、僕は、「聲の形」と「君の名は。」を観てしまった
眠れない。
昨日三時間しか寝ていないのに、
今日休日出勤したのに、
眠れない。
それもこれも「聲の形」と「君の名は。」を観てしまったがためである。
二本とも素晴らしい出来だった。このようなアニメ映画がコンテンポラリーに上映されている今の状況は、はっきり言って奇跡と言っていい。どちらも【夏休みの大ヒット大作映画】級である。
色々と書きたいこともあるが、さすがにもう明日のことを考えると寝ないといけない。なので批評的なことに関しては後日書こうと思う。
まず「聲の形」、これは何回でも、何十回観てもいいと思う。2時間があっという間に過ぎていった。それくらい、芝居の細部、シークエンスの流れが完璧で、ため息しか出ない。
そして「君の名は。」、これは何度も泣いてしまった。特に山のシーンが何とも・・・
そしてひとつ気になるのは、電車のカットだ。
並走する電車の中で見つめ合うふたりのシークエンス、これは侯孝賢の『珈琲時光』で浅野忠信と一青窈が京浜東北線と山手線で並走するシークエンスとほぼ同じなのだ。これはほとんどオマージュと言っていいのではないだろうか?
まぁ、なにはともあれ、アニメにもまだまだ希望が残されているようだ。
寝よう。